塗装実績
WORKS
2022/4/1
塗装実績
都内在住M様邸屋上シート防水工事
2022年4月施工事例。
都内在住M様邸屋上シート防水工事。
築15年を迎え、そろそろメンテナンスをとご検討されている所でご縁を頂きました。屋上からの漏水が少々あるとの事でした。屋上は、シート防水がしてありました。シート防水は、シートそのものは寿命が長いものです。大きく損傷していなければ、品質自体には問題はありませんが、接着剤の劣化で張り合わせてあるシートどうしが引っ張り合い、端部が浮いてしまい、引っ張り合う動きで、亀裂が生じてしまう事があります。亀裂があるとその部分から、浸水し漏水の原因となってしまいます。
ですので今回は、機械式固定工法という選択をしました。この工法とは、プレートを躯体に打ち込み、その上からシートを貼り、最後に埋め込んだプレートを熱で温めて、接着させるものです。この工法の利点は、等間隔で埋め込んだプレート部しか接着していない為、動きに対して非常に強い効果を発揮します。以前の様に、引っ張り合う動きが無くなります。従来の全面接着ではどうしても解決の出来ない問題も、この工法を用いる事で改善されます。なぜ、全面接着だとお互いに引っ張り合ってしまうのでしょうか?
夏の暑い時期には大気の熱によりシートが伸び、冬の寒い時期には縮むといった収縮運動が生じます。その繰り返しによって浮きが発生します。施工方法や材料は日々研究され、開発されていきます。弊社も怠る事無く勉強していきます。
誠にありがとうございました。
施工過程
Before
After